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山吹色の思い出

先週の日曜日にお気の入りの場所にちょっとだけ。。

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山吹

土曜日に出歩いたらすっかり疲れてしまい、

日曜日は家の用をしながら、大人しくしてようと思いましたが、

用事が済むとお花の咲き具合が気になって、ほんの一時間ほど散策に・・・。




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いつもの散歩道


高いところで山桜が満開です。



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紫花菜と山吹の花が咲いていました。







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この一重咲きの山吹の花を見ると、田舎の五月を思い出します。

田舎は春が遅いので、このころになると花々が一斉に咲きだします。



小学二年生の思い出をちょっと。。。




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担任は背の高い、痩せたおじいちゃん先生でした。

花木がとても好きな方で、自宅で摘んだお花をよく教室の花瓶に活けていました。


先生の庭で掘りおこしたダリアの球根をたくさん持って来て、
お家に帰って植えられるよう、一人一人に配ってくれたり、


「バラの接ぎ木が欲しい人は?」と聞いて、欲しいという子には、
20cmほどに切った接ぎ木用の木を持って来てくれた事もありました。




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休み時間になっても職員室に戻らず、椅子に座り生徒の遊ぶ様子を眺めていました。


子供たちが遊び半分で、代わる代わる先生の膝の上に抱っこされにいきます。

私はその列に並ぶこともなく、皆の様子をじっと見ているような子供でした。




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山桜もアクセントになって



5月の家庭訪問の時。

山の奥に訪問に来る先生方は、毎年みな車でやってきました。

後にも先にも、この先生だけが「一緒に歩いて行こう。」と言ってくれたのです。

もう一人の同級生の男の子(ヒデちゃん)、そして先生と私の三人で山道を登り家に向かいました。



道中、山吹の黄色が満開でした。



先生は「きれいだね、きれいだね。」

「山菜の芽が出てきているよ、ホラあの花も咲きだしそうだよ。」色々話しかけてくれました。



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最初にヒデちゃんのお家に寄りました。

私も話の輪に入って、先生を待ちました。

ヒデちゃんは忘れ物が多いことを先生から言われて、少しバツが悪そうでした。

終わると今度はヒデちゃんがついて来て、私の家で一緒に話を聞いています。

(ヒデちゃん、私も何か言われるだろうと期待していたんだろうな・・・)


勉強の話なんてほとんどなくて、父と山や畑の話をして、

最後に「お家が遠くて本当に大変ですね。」というような事を言われた気がします。


父が畑で採れた野菜と、山で採っておいたワラビやゼンマイをお土産に渡すと、

何度も何度もお礼を言って帰って行きました。


二人で先生を送ろうとして一緒に歩いて行くと、

「もう、いいよ。ここでいいよ。気を付けて帰りなさいね。」と先生。



先生と特別な時間を持てた喜びと、もうサヨナラなんだと思う淋しい気持ちが入り混じって、

なぜか帰り道は二人共黙ったままでした。



仏様のような先生でしたが、たった一度だけ教室で大声を出して怒ったことがありました。

先生が怒ったことが衝撃的で、何に怒ったのかを思い出せません。



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昔の事は次から次へと、堰を切ったように思い出が飛び出します。

今は・・・

きのう今日の事がなかなか思い出せずに苦しんでいます。。


今思うと私の子供時代の思い出は、何だか切ないことが多いですね。

何でだろう、貧乏だったからかな? でも、かけがえのない思い出です。

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